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高橋先生は、「高血圧専門医」として33年の経験をお持ちのドクター。その豊富な知識を集大成した一冊、「起きぬけが危ない!早朝高血圧のことがよくわかる本」を紹介します。

本の内容
 「高血圧」の正体を正しく知っておこう
 高血圧が引き金となる病気は何か?
 「早朝高血圧」とは何か?
 高血圧はこうして治す?家庭血圧と降圧薬の正しい知識
 高血圧のギモンQ&A
 高血圧チェック
「起きぬけが危ない!
早朝高血圧のことがよくわかる本」

(中経出版・1365円)
Amazonの本紹介ページ
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN
/4806122300/qid%3D1121738352/
249-0749748-6702737

血圧のことがわかると、自分の健康状態も見えてきます。まず血圧管理から、健康管理を始めましょう。さて皆さんは、下記の項目に該当することがありますか?ひとつでもあるようでしたら、高血圧の可能性があります。

□病院で測る血圧は正常な範囲なのに、何だか体の調子がおかしい
□家庭で血圧を測ったことがない
□加齢とともに、急激に太った
□親が高血圧だった
□もの忘れが激しい
□足が痛くて歩けないことがある
□視力・視界がおかしい
□美食家である
□スポーツをする習慣がない
□めまいがすることがある

 昨年6月に開催した「早朝高血圧」に関するセミナー以降、多くの皆様からお問い合わせや原稿の依頼を頂戴し、その熱気に押されてこの本を執筆しました。私は33年間高血圧専門医として、臨床の現場に携わるうちに、患者さんは納得して医療を受けるべきであり、この本がその一助となればと切に願っております。
 また世界的に専門家の間でコンセンサスの得られている医療の実践が重要であることは言うまでもなく、その意味で国際的な高血圧のガイドラインだけでなく、昨年末に発表された日本高血圧学会のガイドライン(JSH2004)の内容もふんだんに取り入れています。
 
 また現在、高血圧はメタボリックシンドロームの一現象と理解されています。メタボリックシンドロームにつきましても、この春にガイドラインが発表され、それを盛り込んだ内容も本書の後半にあります。このシンドロームの元凶が肥満であることは明らかで、高血圧はその下にぶら下がっている生活習慣病のひとつです。生活習慣の改善が私たちにとって容易でないことは周知ですが、高血圧は生活習慣に関係なく優れた薬剤でコントロールすることができ、血管合併症を激減させます。
 この本から、このようなことを読み取っていただき、日本国民が達成している最長の平均寿命の更なる伸長に寄与できれば幸いです。

 早朝、明け方の血圧が高いタイプの高血圧で、病院に診察に来る時間には血圧が下がり安定しているように見えるため、発見されにくく、このため「仮面高血圧」とも呼ばれ、注意を喚起しています。これに気づかないままでいると、脳梗塞、心筋梗塞、脳卒中、動脈硬化、狭心症、心臓突然死など危険な病気を引き起こす可能性があります。

 日本における現時点での高血圧に対する標準的な治療を目指し、設けられたガイドライン。日本人を対象とした高血圧関連の研究論文をもとに制作されました。(日本高血圧学会・2100円)

 生活習慣病の代表的な3つの病気である高血圧、糖尿病、高脂血症の起源は同じと考えられ、自覚症状がないまま放置されると、複数の症状が重複し、これによって動脈硬化が起きやすくなり、脳卒中や心筋梗塞などを発症しやすくなることがわかっており、この3つの生活習慣病を併発している状態をメタボリックシンドロームと呼び、生活習慣病治療の新たな指標として注目されています。

 動脈硬化によって起こる、心筋梗塞、脳梗塞、腎臓ならば腎硬化症など、さまざまな血管に関する病気を併発している状態を血管合併症と呼びます。


<問い合わせ先>

〒153-0051 東京都目黒区上目黒1-26-1-3404 ウーマンヘルス研究所内 高橋伯夫先生
TEL 03-6904-6777 FAX 03-6276-2650
メール info@womanhealth-lab.com


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