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向田先生は、画像の合成処理の題材として、今まであまり着手されていなかった、顔の年齢特徴の操作に着目し、研究を進められています。

顔のパーツがはっきりしていて、引き締まった印象です。

20代に比べて、目尻の位置や口角が少しさがってきています。

20・30代より、鼻の下が広く、上唇が薄くなってきています。

目尻、口角などの下がり方が顕著になり、あごのラインに丸みが出てきます。

パーツが全体的に縦方向に広がってきて、唇もかなり薄くなります。

 上に並んでいるのは、向田先生が作成した、日本人女性の「平均顔」です。各年代ごとに、100人ずつ、実際の女性の顔画像を集め、それぞれの平均値を合成画像上で表したものです。集めた人たちのデータから共通点を見つけ、それを特徴として具体化した「平均顔」からは、加齢の法則が存在することが分かります。年代ごとにまったく別の人たちの顔で作った平均顔なのに、一人の人物のように見えるのが不思議です。



●目尻・眉尻
年齢を重ねるごとに、目尻や眉尻が下がってきます。
●パーツの配置
顔の各パーツの配置が、縦方向に広がり、目と口の距離が長くなります。若いときは、顔のパーツは中心にキュッと集まっています。
●唇
唇が薄くなります。特に上唇が薄くなる傾向にあります。
●口角
口角が下がってきて、への字に近くなってきます。
●あご
あごの筋肉がたるみ、顔のラインが丸くなったり、二重あごになってきます。

 例えば30代の平均顔を、まったく別の100人で作ってみてもほとんど同じ顔になるのだそうです。このことから、加齢によるたるみは、程度に個人差はあるものの、誰にでも確実に訪れるものだということが統計的にも実証されているといえます。

 「人間は、ある人の年齢を推定するときに、無意識のうちに髪や肌、シミ、しわ、姿勢や話し方などさまざまなところを見ています。それらを総合して年齢を判断するんですね。以前、顔の形だけで年齢の印象が変わるかどうか研究したところ、あまり大きく変わらないことも分かりました。一カ所だけ極端に変えると、不自然になることもあるのでは」と向田先生。自然な若返りには、全体のバランスを考えた対策が重要のようです。


<問い合わせ先>

〒153-0051 東京都目黒区上目黒1-26-1-3404 ウーマンヘルス研究所内 向田茂先生
TEL 03-6904-6777 FAX 03-6276-2650
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